中村信喬　歴史のひとがた

東士献刀

技法: 陶彫彩色

武器を天に捧げ天下泰平を祈願する天正時代の青年で、平和を象徴している

羅馬の輝

技法: 陶彫彩色

天正遣欧少年使節の一人が、繁栄するローマの輝きを一身に受けている姿。
サン・ピエトロ大聖堂の神々や、ステンドグラスを通して降り注ぐ光を見た時の感動を表現した。

伊万里の風

技法: 陶彫彩色

伊万里焼の大皿を手に捧げ持ち、染め付けの呉須の青と同じ空に吹く風のように清々しい少年心を写す。

月光

技法: 陶彫彩色

平成30年 伝統工芸人形展

中世ヨーロッパの衣装を身に纏った姿を通してローマの城壁から見た月の光を表現。

正使

技法: 陶彫彩色

平成30年 西部伝統工芸展

中世ヨーロッパの衣装を身に纏い馬頭の金の杖をついた少年正使。清き教えを伝える姿としてシンメトリーに表現。

天空の小舟

技法: 陶彫彩色　

大空に浮かぶ白い雲に乗って旅をする少年。美しいマントを翻し、さて何処に行くのでしょうか。

長崎の灯

技法: 陶彫彩色

1600年頃日本とヨーロッパを結ぶ地、長崎。その地に立つカピタン船長が柿右衛門の美人像を手に 華やぐ街の灯を眺めている。文化、人物の交流がお互いの国を発展させて来た。

銀河

技法: 木彫彩色

広大なる宇宙に光り輝く星が大河の様に流れる作品。人々が夜空を見上げ、時の流れと星の儚さを、流れ去る祈りを人の形で表現した。

薬師寺曉紅

技法: 陶彫彩色

朝日に赤く輝く五重の塔や朱色の伽藍。その荘厳な風景を唐代の女性の姿で現れた技芸天として表現。

史記編纂　特別彩色

技法: 陶彫彩色

司馬遷（しばせん）は紀元前145年頃中国前漢時代の歴史家。武帝に随行し、中国のほぼ各地を歴訪し故事を開き史記執筆を始める。 竹簡を持ち、筆を手に今まさに苦悩の道を進む覚悟 を決め、史記を書き記す司馬遷の立ち姿。